ワイン・日本酒 カフーシのヨンナヨンナ記 (&インドカレー)

那覇にある‘ワイン＆日本酒の立ち呑みバー’Kahu-si（カフーシ）のSakiです。

お題が大げさでスミマセン；；

カフーシ2周年の日にお出ししたフードの中で、瞬く間になくなってしまい、
旨い！と好評だったチーズのことです。ある意味、自家製です。


正体をあかしますと。。ふふ


過熟気味の沖縄県産山羊チーズ‘ピンザ・ブラン’を。。
　売ってる状態（若いもの、適熟のもの）は真っ白の白カビで覆われた外観です。
　熟成するにつれ白カビが後退して、薄茶色の表皮になっていきます。
　味もいわゆる「クセのある」味になって、旨みが増すのとともにエグみが出てきます。


石垣の泡盛‘しらゆり’でウォッシュしたもの。
　‘しらゆり’はクセのある泡盛No.１といわれ、好き嫌いが極端に分かれます。
　熱狂的なマニアもたくさんいます。私は結構好き派です！
　料理にも使います。特に味噌などの発酵食品と相性がとてもいいです。

もともと、このピンザブランは2月の3週目に
（沖縄でチーズの第一人者で、ピンザブランの開発に携わられた）國場先生から
「何か蒸留酒でウォッシュしてお店で出してみたら」とポンと頂いたものだったのです。

やっぱりまずは‘しらゆり’だなーとオープン2周年に焦点を定めて
1週間、1日おきに‘しらゆり’で過熟‘ピンザブラン’をウォッシュしました。

ひーじゃ・かじゃー（山羊臭）、過熟チーズかじゃー、しらゆり・かじゃーのミックスで
毎回手を洗っても洗っても、なかなかニオイがとれず困った。。(笑

そして、出来あがったものは、なかなかの逸品でした～手をかけた甲斐があったわ

泡盛の香りと風味を含んだ熟成シェーブル。最高の「酒の肴」に♪

やっぱり「熟成」ってすごい。「発酵」の力はすごい。
先生、いろいろご教授ありがとうございました～

←全国農業新聞より画像を拝借
　はごろも牧場の沖縄県産シェーブル‘ピンザブラン’ぜひ試してみてください。
　那覇空港でも販売してます。
　ほのかな山羊乳の香りが心地よく、あっさり美味しいですよ～